メルカリって便利ですよね。わたしもメルカリで頻繁に買い物してたりします。
そんな中でふと、「制服ってメルカリで買えるの?」って思ったことありませんか?
結論をいうと、メルカリで学生服の出品は禁止されています。ただ、ここでいう出品禁止の「学生服」は学校別のオリジナルデザインの制服を指し、黒の詰襟(学ラン)は出品や購入が可能です。
今回はメルカリで購入する時のチェックポイントや注意点を説明しますね。できれば、制服販売店の店員としてはお店で購入して欲しいものですが。。。
サイズやシルエットについて
サイズに関しては「商品の情報」の項目に「商品のサイズ」として記載されているケースが多いです。※サイズの選び方については、次の記事も参考にしてみてください。
ただ注意点としてメーカーやブランドで肩幅、バスト、袖丈など、それぞれのサイズ設定が異なり、シルエットが細身のタイプがあったりしますので「商品の情報」に記載されている内容をチェックしましょう。
生地の混率について
一般的には「商品の情報」の項目に記載されていますが、記載されていないケースもあります。
ウール混率が高く、ポリエステル混率が低いものがもともとの商品価格としては高い傾向にあります。※それぞれの素材特徴については、下の記事も参考にしてみてください。
標準服マーク
購入の際、1つの安心ポイントとなるのが、「標準服マーク」が付いているかどうかです。「標準服マーク」は学生服の基本形とされる標準型学生服だけが付けられるマークです。このマークが付いていると全国の中学・高校で最も多く着用されるスタンダードな学生服という印になります。
ズボンの裾寸法(股下の長さ)は?
メルカリ出品という事で基本は中古品ですので、ズボン(スラックス)の裾は出品者の寸法で裾上げされています。子どもの股下寸法を確認し、「そのまま使えるか?」「裾直しが必要か?」確認しましょう。
裾直しは股下が長いケースはいいのですが、短いケースは裾の折り返し部分の長さを確認して、伸ばせる長さがあるかチェックしましょう。
学生服メーカーは?
学生服のメーカーやブランドも判断基準になります。特に大手学生服メーカーといわれる「菅公学生服」「トンボ学生服」「明石スクールユニフォームカンパニー」3社のブランド商品であれば品質としては間違いありません。
お直し(加工)済?
学生服には成長に伴うサイズアップに対応できる仕様が備わっています。
例えば詰襟の袖が伸ばせる仕様です。商品によっては3cmを2回、合計6cm袖の長さを伸ばせる仕様の商品もあります。
出品されている商品が既に加工しているのか(補修済)チェックしましょう。
既に加工済であれば、購入後の加工はもう出来ませんのでそれを理解したうえで購入してくださいね。
生産国について
商品には生産国が記載されています。すべてが日本製ではありません。といっても海外製の商品も日本製と変わらない縫製や品質です。
学生服の生産国に関してはそれほど気にするポイントではありません。
使用期間は?
出品者がどれだけ着ていたかも気になるところです。現物を確認することは出来ませんので、写真で商品の状況を確認するしかありません。
ただ使用期間と商品の状態は比例するものでもありませんので気を付けましょう。(3年間着用しても日々のお手入れもしっかりして綺麗な状態のものもあります)
傷、汚れ、テカリ、破れ等の状態
傷、汚れ、テカリ、破れ等を写真と説明文で確認しましょう。確認できる範囲に限度はありますが。。。また黒の色目はどうしても上着とズボンで変わってきます。
自分の持っている制服と色がどれくらい違うかは買って比べてみないとわかりませんので、必ず色は違ってくると理解して購入しましょう。
衿の仕様(レギュラーカラー、ソフトラウンドカラー)
学ランの襟には2種類あります。プラスチックのような白いプレートが取り外しできる仕様(レギュラーカラー)と着ている時にパット見て白いプレートをしているように見える衿の淵に白いラインが入っている仕様(ソフトラウンドカラー)です。
現状主流はソフトラウンドカラーですが「出品商品がどちら」で、「欲しい商品がどちら」なのか確認して購入しましょうね。
商品機能について
学生服には撥水、伸縮性、抗菌防臭などいろんな機能が付いてたり、付いていなかったりします。
出品商品にどんな機能が付いているかの確認もしましょう。
まとめ
メルカリの商品は画面で掲載している写真と説明文で判断していくことになりますが、チェックポイントを押さえ、購入後に後悔しないようにしましょう。
また学生の保護者ではない「一般の人が学生服を買う方法はあるの?」の記事についても書いています。ぜひ読んでみてくださいね。