1番のオススメ機能は!?比較して見えた学生服の進化とは!?

虫眼鏡で見る男女生徒

学生服によっていろいろな機能があったり、なかったりします。グレードの高い商品には多くの機能が付いてますが、機能が多ければ多いほど基本的にはコストが上がり、商品価格が高くなる傾向があります。自分の子どもにはどの機能が必要か、日常の生活シーンをイメージしながら学生服を選んでくださいね。

どんな機能があるの?

では、具体的な機能について、わたしが重要と思う順番に紹介します(①が一番大事という順番です)

① 家庭洗濯機で丸洗い可能

最近の制服はだいたい家の洗濯機で丸洗いできます(一応、制服に付いている洗濯表示は確認してくださいね)。

しかし菅公学生服さんの調査によると、多くの保護者が型崩れ等のトラブルを恐れてクリーニング店にだしているという結果がでています。その為か、制服の洗濯頻度も少ないとい結果も。「1年間に1回クリーニング店にだす」方もけっこういます。

ただ個人的には頻繁な洗濯をオススメします。成長期の子どもは、ニオイに敏感です。衛生的にもよくありません。学生服は3年間毎日の着用と洗濯に耐えられる強度と品質を備えた洋服です。ぜひ制服は頻繁に洗濯してくださいね。(洗濯時は洗濯ネットに必ずいれましょう!)

★得られる効果:清潔衛生的

② 成長設計機能

学生服ならではの機能です。中学・高校生は成長期ですので、上衣の袖が短くなったり、ズボンの裾が短くなったりしますよね。子どもの成長に対応して、制服のサイズも調整できる仕様が成長設計という機能です

特に制服がパッと見で小さくなったのがわかるのが、袖が短くなった時。そんな時、成長設計の付いた制服なら家庭でも袖を長くすることができます。なかには2段階伸ばせる(1回伸ばして、更にもう1回伸ばせる)仕様もあります。

※袖を伸ばす機能が付いていない制服もありますので購入の際には確認ください。

★得られる効果:長期間の着用が可能

③ 伸縮機能(ストレッチ)

生地の伸縮機能のことです。学校生活で長時間着る制服なので、伸縮性は子どもに掛かるストレスに大きく関わってきます。

ストレッチには「1方向に伸びる生地」と「縦&横の2方向に伸びる生地」があります。もちろん「縦&横の2方向に伸びる生地」の方が着心地や動きやすさは良くなりますよ。

★得られる効果:動きやすい(体の動きを邪魔しない)

④ 撥水機能(加工)

生地に付いた水を球状にしてはじく加工のことです。撥水性があることで、生地自体がビショビショに濡れることを防ぎ、付いた水を拭き取りやすくします。

ちなみに油をはじく「撥油機能」は、「撥水機能」とは別もので、水をはじくからといって油をはじくわけではありません。「撥水・撥油機能」という水にも油にも対応した機能もあります。

★得られる効果:多少の雨だと服が濡れないジュースなどが服にしみ込まず簡単に拭き取れる

⑤ 防汚機能

生地に食べ物のシミ汚れなどが付きにくく、付いた汚れを洗濯で落ちやすくする加工です。「撥水・撥油加工」は汚れを付きにくくする加工で、防汚加工の一種です。

★得られる効果:汚れが付きにくい汚れが落ちやすい

⑥ 抗菌防臭機能

抗菌防臭機能はニオイの原因となる菌の増殖を抑えることで防臭する加工です。

★得られる効果:臭いをやわらげる

⑦ 静電防止機能

静電防止機能とは文字通り、静電気が起こりやすい状態を抑えてくれる加工です。

★得られる効果:冬場、静電気で「バチッ」となりにくい

まとめ

重要に感じる機能の順位についてはあくまで個人的な見解です。それぞれ価値観は違いますので、自分で優先順位を決めて、学生服購入の判断基準にしてみてくださいね。