制服販売店でスタッフのNaNaです。
新中学1年生になられるお子さまをお持ちの保護者の皆様、この度はご進学おめでとうございます!秋から冬、そして春先にかけて、小学校からの「中学入学説明会」が開催され、学校からどっさりと案内書類をもらう時期ですよね。
「これって全部買わなきゃいけないの?」 「セット販売になっているけれど、本当に毎日使うの?」
制服の採寸やお買い上げでご来店いただくお母様・お父様から、毎年このような相談をたくさんいただきます。私自身も制服の採寸や販売で日々多くのお客様を案内する中で、買い替えに来られた先輩保護者(2年生・3年生のお母様方)から「正直、あれは買わなくても全く困らなかったわ〜!」という生の声や失敗談を伺ってきました。
学校から配布される「購入物品リスト」や「推奨品のご案内」を見ていると、なんだか全部揃えないといけないような気持ちになりますよね。ですが、言われるがままに全て買い揃えると、あっという間に10万〜15万円コースになってしまいます。
そこで今回は、制服販売店の店員という立場でありながら(ちょっとお店の売り上げには反してしまうのですが…笑)、先輩保護者のリアルな実体験をもとに判明した「実は買わなくても困らないアイテム」を詳しくご紹介します!
賢く予算を抑えつつ、本当に必要なものだけを揃えるための参考にしてみてくださいね。

理由も解説!「実は買わなくても困らなかった」学用品&制服アイテム5選
学校から提示されるカタログには「推奨」や「学校指定」という文字が並びますが、実際には代用が可能だったり、使用頻度が極端に低かったりするアイテムが潜んでいます。先輩ママたちが「買わなきゃよかった」と口をそろえる代表的な5つの商品をご紹介します。
学校指定の「長袖ポロシャツ・カッターシャツ(必要以上の枚数)」
制服の下に着るシャツ類ですが、学校の案内には「3〜4枚」と書かれていることも。しかし、実際に多く買ってしまうと後悔するケースがあります。
- 保護者の実体験: 「学校案内通りに長袖カッターシャツを3枚買いましたが、中1の5月にはすぐ夏服(半袖)になり、秋に着せようとしたらすでに腕の長さがパツパツ…!結局、春先のわずか1〜2ヶ月しか着ませんでした。しかも、寒くなるとセーターやジャージを上から着るので、中のシャツは市販の安価な白ポロシャツや、首元しか見えないインナーで十分代用できました。」
- 店員からのアドバイス: 指定シャツの価格は1枚あたり3,000円〜4,000円ほどします。最初は最低限の「2枚だけ購入しておき、お子さまの成長速度や学校の服装規定(市販の白シャツでもOKかどうか)を確認してから買い足すのが断然おすすめです。特に男子は1年で身長が10cm以上伸びることも珍しくないため、まとめ買いは禁物です!
学校指定の「サブバッグ・補助鞄」
リュック(通学用メインバッグ)とは別に、学校指定のナイロン製サブバッグやトートバッグが用意されていることがあります。
- 保護者の実体験: 「入学時に『部活動や体操服入れに便利』と言われて4,000円ほどで購入しましたが、息子の部活では部活専用のDパック(スポーツブランドのリュック)を揃えることになり、指定サブバッグは一度も使わないままタンスの肥やしになりました。周りのお友達も、市販のエコバッグや好きなブランドのトートバッグを使っていました。」
- 店員からのアドバイス: 指定サブバッグが「強制(義務)」でない場合は、事前に購入する必要性はかなり低いです。運動部に入ると部活指定のバッグを購入するケースが非常に多いため、様子見が正解。必要になってから市販品を買うか、家に余っているトートバッグで十分対応できます。
校章入り・指定の「通学用靴下(ソックス)」
学校によっては、校章の刺繍が入った指定靴下の購入を勧められることがあります。
- 保護者の実体験: 「指定の靴下を4足まとめ買いしたのですが、部活(サッカー部)が始まると毎日泥だらけ&激しい運動ですぐに穴が空きました。1足800円もする指定靴下を毎月買い替えるのは経済的に厳しく…結局、校則の『白または黒の無地』を満たすファストファッションブランドの3足セット(1,000円程度)に切り替えました。先生からも特に何も言われませんでした。」
- 店員からのアドバイス: 校則で「絶対に指定ソックス着用」と厳密に定められている学校を除き、色や長さ(「白・黒・紺」「ワンポイント可」「アンクル丈不可」など)の基準さえ守っていれば市販の安い靴下で全く問題ありません。中学生の靴下は消耗品です。丈夫で安価な市販品をローテーションする方がずっと経済的ですよ。

制服用の「防寒アウター(指定コート・指定ジャンパー)」
特に寒い地域や、冬場の登下校用に「学校指定コート」が案内されることがあります。価格も15,000円〜25,000円前後と高額な部類に入ります。
- 保護者の実体験: 「高いお金を出して指定コートを買ったのに、子どもが『重い』『ダサいから誰も着ていない』と言って絶対に着てくれませんでした(涙)。みんな制服の上から学校指定のウィンドブレーカー(部活や体育のジャージ上着)を羽織るか、ユニクロのライトダウンを制服の中に仕込んで登校しています。」
- 店員からのアドバイス: 現代の中学生は、重いウールコートや指定ジャンパーを嫌がる傾向がとても強いです。多くの中学校では、学年指定のウインドブレーカーやジャージでの登下校が認められています。寒くなって本当に子どもが欲しがってから検討しても全く遅くありません。入学前に買い揃える必要性は最も低いアイテムと言えます。
フルセットの「竹刀袋・アルトリコーダー・裁縫セット等の専門教材」
制服以外にも、中学校の授業(音楽・技術家庭・体育の武道など)で使う学用品の案内が一気に来ます。
- 保護者の実体験: 「小学校の時に使っていた裁縫セットや書道セットとは別に『中学校用』の案内が来ましたが、実は小学校の時のものをそのまま使えました!また、アルトリコーダーも上の子の下がりで十分でした。体育の剣道用具セットも購入したのですが、授業で数回使っただけで終わり、処分に困りました…。」
- 店員からのアドバイス: 小学校で使っていた学用品(裁縫セット・水着・書道道具・デザインセットなど)は、中学生になってもそのまま使えるものがほとんどです。デザインが少し可愛らしすぎるかな?と思っても、子どもたちは授業中しか使わないため気にしていないケースが多いです。学校の案内用紙に「小学校のものでも可」と小さく書かれていることも多いので、買い替える前に家にあるものをチェックしましょう!
なぜ学校の案内に惑わされてしまうのか?
入学説明会で配られる資料を見ると、まるで「記載されているもの全てを買わなければいけない」ような気持ちになってしまいますよね。これにはいくつかの理由があります。
- 「セット販売」の表記が紛らわしい: 販売店の申込用紙などで「Aセット(フルセット)」のようにまとめられていると、それが標準装備だと勘違いしてしまいがちです。
- 「周りの子と違ったらどうしよう」という不安: 初めてのお子さまの場合、親心として「我が子だけ持っていなくて困ったら可哀想」と思い、念のため全部買ってしまいます。
- 「学校指定」と「学校推奨」の区別がつきにくい: 「絶対に着用しなければならないもの(指定)」と「持っていると便利かもしれないもの(推奨)」が混ざって記載されていることが多いのです。
後悔しない!賢い入学準備の3大原則
お店で日々お客様と接していて、「この買い方が一番賢いな」と感じる保護者様の共通点をご紹介します。
【原則1】「指定」と「推奨」を明確に区別する
【原則2】「とりあえず最低限」で購入し、必要に応じて買い足す
【原則3】上の子がいる先輩ママ・近所の知人に実情を聞く
原則1:「指定」と「推奨」を明確に区別する
学校の購入リストをもらったら、まずはペンで色分けしてみましょう。
- 絶対に必要な「指定品」: 制服本体(ブレザー・スラックス・スカート)、体育館シューズ、学年カラーの校章など
- 市販品で代用可能な「推奨品」: 通学スニーカー、靴下、インナーシャツ、ベルト、通学用リュックなど
市販品で代用できるものは、ファストファッションブランドやネット通販を活用する方が、安くて高品質なものが手に入ります。
原則2:「とりあえず最低限」で購入し、必要に応じて買い足す
制服販売店に勤務している私が言うのも変ですが、「後からでも買えるもの」は入学前に買わなくて大丈夫です。 制服販売店や学校の購買部は、入学後も年間を通して営業しています。「洗い替えが足りなくなったら追加で買おう」「部活が決まってからカバンを決めよう」というスタンスで臨むのが、最も無駄な出費を抑えられます。
原則3:先輩ママや地域コミュニティのリアルな声を聞く
一番頼りになるのは、やはり「現在その中学校に通わせている保護者」の情報です。 「登下校でコート着てる子っている?」「靴下って指定じゃないと怒られる?」といったローカルな疑問は、近所の先輩ママや地域の掲示板などで聞くのが一番確実です。学校のルールは年々柔軟(校則見直しなど)になってきているため、最新の実態を確認してみましょう。
まとめ:かしこい選択で、ゆとりある新生活のスタートを!
中学校の入学準備は、制服や体操服、通学バッグなどを揃えると、どうしてもまとまった費用がかかります。
しかし、今回ご紹介したように「実は買わなくても困らないアイテム」を見極めるだけで、数万円単位の節約ができるケースも珍しくありません。
最後に、これだけは覚えておいていただきたいポイントをまとめます。
- シャツや靴下などの消耗品は「最低限の数」からスタートする
- サブバッグや防寒具は「部活決定後・寒くなってから」の様子見でOK
- 小学校時代の学用品(裁縫セット・書道道具など)はそのまま活用する
制服販売店としては「たくさん買っていただきたい!」というのが本音ではありますが(笑)、それ以上にお子さまと保護者様が笑顔で素敵な中学校生活をスタートできることが一番の喜びです。
何か購入に迷うアイテムがありましたら、遠慮なく店頭のスタッフに「これって皆さん本当に買われていますか?」と気軽にお尋ねくださいね。きっとリアルなアドバイスをもらえるはずです!
皆様の新しい学校生活が、素晴らしいものになりますように応援しております!

