以前、「セーラー服の中には何を着ればいい?」の記事を書きましたが、学ラン(詰襟)採寸の時に「学ランの中には何を着るの?」もよく聞かれる質問です。
確かに「あの高い襟で首元までかくれた学ランの中は何を着ているの?」と思う保護者も多いようです。
今回は学ランの中に着るアイテムや着方について説明しますね。
着るアイテムの種類
まず学ラン(詰襟の上衣)の中に着るアイテムの種類を一通りあげてみると、次のようなものがあります。
・カッターシャツ(ワイシャツ)【長袖/半袖】
・Tシャツ【長袖/半袖】
・体操服【長袖/半袖】
・肌着(ヒートテック含む)【長袖/半袖/ノースリーブ(袖無し)】
・部活のウエア
・ニットベスト、セーター、カーディガン
・トレーナー
・パーカー
着こなしの紹介
では、それらのアイテムをどのように着ているのかを紹介していきますね。
■スタンダードの間違いないスタイル
正装(王道のスタイル)としては、「肌着(半袖)」を着て、その上に「カッターシャツ(長袖)」、その上に「学ラン」になります。
学校のプリントマークや刺しゅうが入っている、「学校指定のカッターシャツ」がある場合は、そのカッターシャツの着用が必須になりますが、指定がない場合は市販されている白色(無地)のカッターシャツでOKです。
冬などの寒い場合、カッターシャツの上に「ニットベスト」や「ニットセーター」を着て温度調整を行います。
■体育の授業がある日スタイル
体育の授業がある日には、「肌着」の代わりに「体操服の半袖」を着て、その上に「カッターシャツ」のスタイルもあります。
体育の授業の前に着替えるときに、手間が省けます。
ただ体育の授業のあと、汗をかいた体操服を着替える用として肌着の用意が必要ですよ。
あと体操服の柄(校章マークや個人ネーム)がカッターシャツから透けて見えるますので、体操服をカッターシャツの中に着てることは、すぐわかりますけどね。
また「学ランを絶対脱がない」場合に、カッターシャツを着ず、「体操服の上に学ラン」という着こなしもあります。
■寒いくて学ランを脱がないスタイル
寒い時期で「学ランを1日中、脱がない」のであれば、カッターシャツの上にトレーナーを着たり、カッターシャツも着ずにトレーナーを肌着の上に着たりします。
■「私服」風スタイル
学ランの中にパーカーを着るスタイルです。パーカーのフード部分はどうしても外に出ます。
私服感覚での着こなしになります。
ちなみに余談ですが、昔(わたし世代)のヤンキーはこんな感じでした。
確認するNG内容
今まで紹介しました着こなしはあくまで「着こなし方法の例」としての紹介となります。
大前提として「学校の校則」は守らないといけません。
学校の校則(服装の規定)と下記のポイントを照らし合わせて確認してみてください。
【チェックポイント】
・アイテムが違反してないか
「パーカー」や「トレーナー」などの着用について
・形が違反してないか
「ハイネックで学ランの襟から中に着ているものが見えてはいけない」など着るものの形状について
・色が違反してないか
「白色以外はダメ」など色の指定について
■入学前の準備について
入学してしまえば、上級生や周りの友達の着用状況がわかりますので、それにあわせた着こなせばいいのですが、入学式前だと、そのあたりがわからないこともあります。
その場合は、白の長袖カッターシャツを最低1枚、購入しておきましょう。
もしカッターシャツをあまり着ない状況でも、式典の時は基本、正装としてカッターシャツは着ますので無駄にはなりません。
急な冠婚葬祭の時も着れますしね。
まとめ
今回は学ラン(詰襟)の中に着るアイテムの着方を紹介しました。
快適に学校生活が送れるように、お子さんにあったアイテムを準備してあげるようにしてください。
- 学ランの中に着るものは学校や生徒個人によって違ってくる
- 正装(王道のスタイル)は「肌着(半袖)」の上に「カッターシャツ(長袖)」、その上に「学ラン」
- 体育の授業がある日は「肌着」の代わりに「体操服の半袖」を着ることも
- 学ランを脱がないのであれば、中は見えないので着るものの自由度は高まる
- ただ大前提として「学校の校則(服装の規定)」は守らないといけない
- 入学前で着用状況がわからない場合は長袖カッターシャツを最低1枚、準備する
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