進学する学校を検討するなかで「学校制服」も選択のポイントとして考えているお子様も多いと思います。
制服は学校ごとにデザインや機能が違い、毎日着用する大切なアイテムです。
そんな制服ですが、「公立と私立の制服で何か違いはあるの?」と疑問に思ったことないですか?
結論その答えは、「公立」と「私立」では制服のデザインや特徴が異なります。
今回の記事では、制服販売店 店員のわたしが、「公立」と「私立」の学校制服の違いを比較しますので、少しでも制服選びの参考にしてもらえればと思います!

公立と私立の学校制服、ココが違う!
公立と私立の学校制服には、以下のような違いがあります。
ただ「あくまでその傾向がある」ということで、すべての学校が当てはまるわけではないので、ご注意ください。
【デザイン性】
公立: 比較的シンプルなデザインが多い
私立: デザイン性が高く、学校独自の個性が出ている
【素材(生地)】
公立: 良質で機能性を重視した素材を使用している場合が多い
私立: 高品質なウール(羊毛)の混率の高い素材を使用している場合が多い
【学校の服装規定(校則)】
公立:比較的規則が緩い
私立:比較的規則が厳しい
【ブランド(デザイナー)制服】
公立:特にブランドにこだわらない場合が多い
私立:著名なブランド(デザイナー)の制服を採用するケースも多い
【アイテム数】
公立:ジェンダーレス制服を採用する学校も増え、女子スラックスが選択できる学校も増加。またニットベストやセーターなどもアイテムとして準備する学校も増加
私立:公立の学校と比較するとアイテム数が多い。パーカーや夏用の半ズボンなどを採用する学校もでてきている
【価格】
公立: 私立の制服と比較的すると安い場合が多い
私立: アイテム数も多く、制服一式だと高価格になる場合が多い

公立と私立の制服の共通点は?
公立と私立の違いをあげましたが、「共通点」も紹介します。
・ほとんどの制服が家庭での洗濯が可能
・学校指定の販売店や、地元の洋品店などで購入可能
・高品質な縫製と素材で、3年間毎日の着用に耐えられる強度
・学校ごとに服装規定がある
制服選びのポイント
学校制服を選ぶ際には、次のポイントを考慮しましょう。
・デザイン性
⇒お子様が気に入ったデザインかどうか
・機能性
⇒「動きやすさ」、「着心地」に配慮したストレッチ性のある素材(生地)や、商品の品質(耐久性)
・価格
⇒進学候補の学校制服のだいたいの価格を比較しておく
・お手入れのしやすさ
⇒家庭での洗濯が可能か、シャツはノーアイロンで形態安定のものかどうか

まとめ

「公立」と「私立」の学校制服には、デザイン、価格、素材、規定など、さまざまな違いがあります。
制服を選ぶ際には、これらの違いを理解し、学校の規定や予算、好みに合わせて、お子様にあった制服を選びましょう。