学校が採用している靴はなぜローファーが多いの!?その理由と購入の時の注意点を紹介!!

学生服の販売店で店員をしているNaNaです。
さて「どうして学校の指定の靴って、『ローファー』が多いのか?」、知っていますか?
実はこれ、明確な「正解」というものはないんです。
でも、長年お店で生徒さんや学校の先生とお話ししていると「なるほど、だからローファーなんだな」と感じる理由が見えてきました。
今回は制服販売店の店員という立場から、「なぜローファーが選ばれるのか」そして「失敗しないローファー選びのポイント」についてお話ししますね!

なぜ学校の靴は「ローファー」なの?

結論から言うと、ローファーが選ばれる理由は、日本の学校文化特有の「合理性」と「マナー」のバランスにあるようです。

① 価格が通常の「紐付き革靴」より安い
制服一式を揃えるとなると、ご家庭への経済的負担は決して小さくありません。
本来、フォーマルな革靴といえば「紐靴」が基本です。しかし、本格的な紐靴は構造が複雑で、良質なものを選ぼうとするとかなり高価になります。
一方、ローファーは紐やハトメ(紐を通す穴)といったパーツがない分、製造工程が比較的シンプル。
そのため「きちんとして見えるけれど、紐靴よりも安価」という、学生にとって非常にコスパの良い選択肢になっているんです。
また学生用のローファーの素材は「本革」でなく、お手入れが簡単な「合成皮革(合皮)」です。
雨の日でも気兼ねなく履けて、お値段も抑えめ。この「手軽さ」が大量に供給する必要がある学校指定靴として定着した大きな理由と感じます。

② 日本文化に最適!「履きやすさ・脱ぎやすさ」
これが最大の理由かもしれません。ローファー(Loafer)という言葉には、もともと「怠け者」という意味があります。
紐を結ぶ手間を省いて、スルッと履ける靴だからです。
学校生活を思い出してみると
「登校してすぐに昇降口で上履きに履き替える」
「体育の授業のたびに履き替える」
「放課後、部活動の準備で履き替える」
一日に何度も「脱ぎ履き」を繰り返す日本の学生にとって、いちいち紐を結び直さなければならない靴は不便です。
かといって、紐を緩めたまま履くのはだらしないですし、歩きにくいですよね。
その点、ローファーはスリッポン形式。サッと脱いで、サッと履ける。
きっと、この感覚が日本の学生生活にフィットしたんですね。

プロが教える!失敗しないローファー選びのポイント

「みんなと同じサイズでいいや」と安易に決めてしまうと、あとで靴擦れに泣くことになります。
お店でフィッティングする際に、ぜひチェックしてほしいポイントをまとめました。

  1. 「ワイズ(足囲)」を確認する
    サイズ(23.5cmなど)だけ見ていませんか? 実は重要なのが「ワイズ(幅)」です。
    日本人は幅広・甲高の方が多いので、必ず横幅のフィット感を確認してください。サイズのあわない靴を無理に履いていると、疲れや外反母趾の原因になりますよ。
  2. かかとが浮かないかチェックする
    「すぐ大きくなるから」と大きめを買いがちですが、かかとがパカパカ浮くのはNG
    歩き方が不自然になりますし、靴擦れの元です。ローファーは紐で調節ができませんしね。
    試着の際は、必ず両足で立って、少しかかとを浮かせてみて、吸い付くような感覚があるものを選びましょう。

履き始めの注意点とお手入れ

新しいローファーを買ったら、まずは家の中で厚手の靴下を履いて少し歩き慣らしてみてください。
いきなり初日の登校で長時間歩くと、高確率で靴擦れしてしまいます。
また、かかとを潰して履くのは絶対に厳禁!
ここが潰れると、一気にだらしなく見えるだけでなく、靴としての機能が失われてしまいます。

まとめ

ローファーは、日本の忙しい学生さんたちが「手軽に」「きちんと」見えるような靴なんです。
サイズ選びのときは「幅広なんだけど合うかな?」など、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
あなたのお子さまにぴったりの一足を一緒に探してくださいね!