【学ラン】襟の内側、白いプラスチックがなくなる話!その理由は!?

ヤンキー座りする不良

私が学生時代、男子が学ランの襟の白いプラスチックを外して、服装検査で怒られていたことを思い出します。そんな学ランのプラスチックカラーがなくなるって知ってますか?

生産している会社が廃業?

制服メーカーさんに聞くと、白のプラスチックカラーを生産している工場は1社しかなく、その工場が生産を中止してしまったとのこと。

なので今後は白のラインテープが付いてる「ソフトラウンドカラー」と呼ばれる襟の学ランしか生産できないそうです。生産する所が、そんなに限られていたんですね。

生徒も保護者も選ばなくなった!?

昔は学ランの全てにプラスチックのカラーを使用してました(レギュラーカラー)。

その後、制服メーカーが、襟の上部に白いラインテープを挟みこむことで学ランを着た時の見た目があまり変わらず、「汗をかいてもベトベトしない」「冬はひやっと寒くない」などの着用感を追求したソフトラウンドカラーが誕生。

見た目も変わらず、着用感もいいことから「ソフトラウンドカラー」の学ランを選ぶ生徒や保護者が増えていきました。

プラスチックカラーを指定する学校自体が減っている?

学ランの学校では、「プラスチックカラー・ソフトラウンドカラー、どちらを着てもOK」という学校がほとんどです。「プラスチックカラー(レギュラーカラー)でなければいけない!」という学校は非常に少ないのです。

学ラン自体が減っている!

そもそも、学ラン自体も減っています。今は制服デザインを変更する場合、ブレザースタイルにする学校がほとんどです。

学ランの襟の種類も変わり、学ランの販売数も減り、プラスチックカラー需要の大幅な減少により生産中止という流れだそうです。悲しい。。。。

まとめ

いろんな物が生れては消えていきます。制服を販売している立場から言うと残念です。

学ランのプラスチックカラーだけでなく、制服の考え方や着こなしも変わってきています。

今後もお客様の要望に応えながら、制服を販売していきたいと思います。

今回のポイント

  • プラスチックカラーを生産している工場が生産を中止してしまった
  • 「ソフトラウンドカラー」の学ランを選ぶ生徒や保護者が増えていた
  • 「プラスチックカラーでなければいけない」という学校は少ない
  • プラスチックカラー需要の大幅な減少により生産を中止