私が学生時代、男子が学ランの襟の白いプラスチックを外して、服装検査で怒られていたことを思い出します。そんな学ランのプラスチックカラーがなくなるって知ってますか?
おじさんしか解らないネタですが😆学ランのプラスチック製カラーが昨年製造中止になったそうです!
— みっちー☀️クリーニング師🤙 (@g_mitch424) September 16, 2022
そもそもカラーは下に白シャツを着られない貧しい人にも見た目で解らないようにと配慮で付けられた物なのですが、時代や流行、付けた時の不快感等が理由で今はラウンドカラーが一般的になっています😊 pic.twitter.com/hbL1XvqKWC
生産している会社が廃業?
制服メーカーさんに聞くと、白のプラスチックカラーを生産している工場は1社しかなく、その工場が生産を中止してしまったとのこと。
なので今後は白のラインテープが付いてる「ソフトラウンドカラー」と呼ばれる襟の学ランしか生産できないそうです。生産する所が、そんなに限られていたんですね。
生徒も保護者も選ばなくなった!?
昔は学ランの全てにプラスチックのカラーを使用してました(レギュラーカラー)。
その後、制服メーカーが、襟の上部に白いラインテープを挟みこむことで学ランを着た時の見た目があまり変わらず、「汗をかいてもベトベトしない」「冬はひやっと寒くない」などの着用感を追求したソフトラウンドカラーが誕生。
見た目も変わらず、着用感もいいことから「ソフトラウンドカラー」の学ランを選ぶ生徒や保護者が増えていきました。
プラスチックカラーを指定する学校自体が減っている?
学ランの学校では、「プラスチックカラー・ソフトラウンドカラー、どちらを着てもOK」という学校がほとんどです。「プラスチックカラー(レギュラーカラー)でなければいけない!」という学校は非常に少ないのです。
学ラン自体が減っている!
そもそも、学ラン自体も減っています。今は制服デザインを変更する場合、ブレザースタイルにする学校がほとんどです。
学ランの襟の種類も変わり、学ランの販売数も減り、プラスチックカラー需要の大幅な減少により生産中止という流れだそうです。悲しい。。。。
まとめ
いろんな物が生れては消えていきます。制服を販売している立場から言うと残念です。
学ランのプラスチックカラーだけでなく、制服の考え方や着こなしも変わってきています。
今後もお客様の要望に応えながら、制服を販売していきたいと思います。
■今回のポイント
- プラスチックカラーを生産している工場が生産を中止してしまった
- 「ソフトラウンドカラー」の学ランを選ぶ生徒や保護者が増えていた
- 「プラスチックカラーでなければいけない」という学校は少ない
- プラスチックカラー需要の大幅な減少により生産を中止