【学生服】結婚式・お葬式、冠婚葬祭の服装は!?男子・女子での注意点は!?

悩む和尚と小坊主

子どもの冠婚葬祭の服装、悩んだことありませんか?特にお葬式は急な話で、準備してないバタバタしてしまいます。

結論から言いますと、通っている学校に制服がある場合、結婚式や葬儀には制服を着用すれば問題ありません。 学生の場合は学校制服が正式礼服ですので、別に喪服などを用意する必要はありません。

学ランやセーラー服でなくブレザーでもいいの?

学ラン(詰襟)やセーラー服の場合は悩みませんが、制服がブレザーの場合は「どうしようか…」と悩まれる方が多いですね。ブレザースタイルの学生服も正式な礼服ですの着用して問題ありません。

学生服なら何でもいいの!?

学校制服を着用すれば問題ありません。大人では避けられるローファーやスニーカーても問題はありません。

ただ注意が必要な事もありますので気を付けましょう。
着崩さずにきちんと着ること
・葬儀の場合は赤や緑など派手な色のリボンやネクタイが制服の場合は葬儀中は外す

制服サイズの注意点について

・スカート丈に注意
膝上丈の短すぎるスカートで葬儀に出るのは控えてください。新しく購入するにしても、お店やメーカーに希望のサイズがなかった場合、式当日に間に合わない場合がありますので注意しましょう。

・スラックスの丈に注意
スラックスの裾が成長で短くなっている状態での出席も控えたいですね。スラックスは裾を伸ばせるように作られていますが、「急な裾出し」は前日にバタバタするので、日頃から気にしておきましょう。

葬儀の時、学生服以外で気を付けること

【靴下】
肌の露出が多くなる「くるぶし丈の靴下」は葬儀にふさわしくありません。もちろん裸足はダメですよ。高校生は黒いストッキングでも大丈夫です。
厚みがあるストッキングはカジュアルな印象を与えるので避ける方が無難です。厚さは30デニール以下がよいと思います。

【髪型】
清潔感のあるすっきりとした髪型を心がけましょう。男の子は髪が目や耳にかかるようなら少しカットしましょう。大量のワックスやスプレーはほどほどに。
女の子で髪が長い場合、お辞儀をしたときに髪がかからないようまとめておきましょう。ヘアゴムは黒のものを選び、耳より下の位置で結びましょう。

【化粧(メイク)】
清楚な印象を与えるため、メイクはしない方がおすすめです。

夏の服装はどうすればいい?

夏場の冠婚葬祭も正装でOKですが、よく聞かれるのが「夏制服はポロシャツが正装だけど、ポロシャツでも大丈夫?」といった悩みです。

いくら学校制服とはいっても、ポロシャツで冠婚葬祭へ出席に抵抗感をもつ方もいると思います。その場合はポロシャツではなく白いシャツを着て出席しましょう。
「白シャツなんて持っていない」という人もいますよね。確実なのは数時間のことと割り切って冬服の正装で出席するのも1つの方法ですね。

指定の学校制服がない場合は?

指定の学校制服がない場合は、黒やグレーを基調としたコーディネートで参列しましょう。ダークな色のジャケットを持っている場合は、羽織っていくのがオススメです。持っていない場合は、セーターやベストでも大丈夫ですよ。

※まったくそれらしい服がない場合、こんなレンタルサービスもあるみたいですよ。

まとめ

冠婚葬祭における服装のマナーは、基本的に大人も学生も変わりません。

できるだけ新たに購入するなどの無駄な出費をさけながら、冠婚葬祭にふさわしい服装を心がけましょう。

■今回のポイント

  • 結婚式や葬儀には制服を着用すれば問題ない
  • ブレザースタイルの学生服も正式な礼服なので着用して問題なし
  • 葬儀は派手な色のリボンやネクタイが制服の場合は葬儀中は外す
  • 制服がなく白シャツのない人は数時間のことと割り切って冬制服で出席するのも1つの方法
  • 学校制服がないときは黒やグレーを基調のコーディネートで参列