【大学授業料の無償化】高校の学校制服への影響はあるの!?

「大学等の授業料無償化」のニュースが報道されていますね。子どもが3人いる私にとっては、とても気になるニュースです!
今回はその「大学等の授業料無償化」の内容と、それによって「高校の学校制服」にどのような影響があるか紹介していきますね。

多子世帯の大学授業料無償化とは?

ではそもそも「多子世帯の大学授業料無償化」って具体的にはどのような内容なのでしょうか。
【内容】
「異次元の少子化対策」をめぐり、政府が3人以上の子どもがいる多子世帯に2025年度から子どもの大学授業料などを世帯の所得制限なく無償化する方針を固めました。目的は「教育費の負担軽減」で、子どもをもうけやすくするためで、2023年12月中に閣議決定をします。
すでに2024年度から返済不要の大学奨学金(年収380万円未満の世帯で授業料を減免したり給付型奨学金を出す支援制度)について、子どもが3人以上いる多子世帯は世帯年収の上限を600万円程度まで引き上げると発表していましたが、少子化対策としてさらに踏み込んだ対策となります。

子どもが3人以上の世帯はわかるのですが、「大学授業料など」の「など」が何を示すのか解りにくいですよね。対象としては「大学生」のほか、「短期大学」や「高等専門学校」の学生を含みます。

高等専門学校って何?

「高等専門学校」って知っていますか?
「高等専門学校」は実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関です。
全国に国公私立合わせて57校あり、全体で約6万人の学生が学んでいます。

中学卒業後に進学でき、専門分野を学べる学校です。将来、大学に進学することもできます。

全国の高等専門学校は下記サイトで確認できますよ。

各地域での高校の授業料無償化について

今回の大学授業料無償化とは別に各地域で高校の授業料無償化も発表されています。

【例1】
東京都は2024年度から私立を含む都内すべての高校授業料を無償化する方針を示しました。

【例2】
大阪府は大阪の全ての生徒を対象に、所得や世帯の子どもの人数に制限なく2024(令和6)年度以降に私立高等学校等の授業料の完全無償化を目指します。

高校の学校制服への影響は?

いよいよ今回の本題です。結論からいうと今回の大学授業料無償化で高校の制服に何かしらのプラスの影響はないと考えています。ただ多くはありませんが制服を採用している高等専門学校では、その学校に進学する場合は授業料が無料ということで、制服を含めて入学にかかるトータルの金額にゆとりはできるかと思います。

まとめ

高校の授業料無償化は地域によって違いますので、この流れが早く全国へ広がればいいなと思います。
また市町村によっては小学生のランドセルを支給するケースもあり、学校制服も市町村の予算で支給されるとみんな喜ぶだろうなと思いますし、制服販売店社員の立場としては「お客様の財布事情を気にせずに、いい制服をおすすめできるのにな~」と感じています。