【学生服リメイク】思い出の制服を、卒業後も私らしく着こなす!制服を普段使いジャケットに!?

制服販売店の店員、NaNaです。
突然ですがたくさんの思い出が詰まった制服、「卒業後、手元にある制服どうしよう?」って悩んでいませんか?

「手元の制服をどうするか」の選択肢としては

  1. 後輩や必要としている方に譲(ゆず)る
  2. PTAバザーや制服リサイクルショップで売る
  3. 感謝を込めて手放す(捨てる)
  4. 大切な思い出としてタンスに保管する
    の4つが一般的かもしれません。
    どの選択をしても、ちょっぴり寂しい気持ちになりますよね。

手元にある制服には、3年間の思い出がぎゅっと詰まってますもんね!
友達と笑い合った日々、ちょっぴりドキドキした通学路などなど。
制服を見ると、色々な記憶が蘇ってくるはずです。

そんなときに、「もし思い出の制服が、卒業後も普段使いできたら…?」
そう思ったことはありませんか?
実は、ちょっとしたリメイクで、制服のジャケットを「素敵な普段使いジャケット」として生まれ変わらせることができるんです!
今回は、その方法をご紹介したいと思います。

思い出をまとう普段使いジャケットにリメイク

学校制服のジャケットは、しっかりとした生地と仕立てで、実は普段使いのジャケットとしても優秀なポテンシャルを秘めてます。
少し手を加えるだけで様々なシーンで活躍してくれる、特別な一着に生まれ変わります!!

具体的なリメイク方法は、主に以下の4つのステップです。

【ステップ1】印象を変える!ボタンの付け替え
まず最初に取り掛かるのは、ジャケットの印象を大きく左右する「ボタン」の付け替えです。
制服のボタンは、学校の校章が入っていたり、特徴的なデザインだったりすることが多いですよね。
これをシンプルで上品なデザインのボタンに付け替えるだけで、ぐっと大人っぽい雰囲気に変わります。
手芸店やインターネット通販で、様々な種類のボタンが手軽に手に入ります。

【ステップ2】すっきりとした印象に!ワッペンと刺繍を外す
「校章のワッペン」や「学校オリジナルの刺しゅう」などが付いている場合は、これらを丁寧に外しましょう。
専用のハサミやリッパーを使うと、生地を傷つけずに綺麗に取り外すことができます。

「刺しゅうの外し方」についての記事も書いていますのでご参考にしてください。

【ステップ3】シルエットを調整!肩パッドを外す
入学時に大き目のサイズを購入しても、しっかりとしたシルエットを保つために、学校制服のジャケットには厚めの肩パッドが入っています。
「普段使いジャケット」として着る場合、肩パッドを外すことで「より柔らかな印象」になり、普段使いしやすくなります。
肩パッドは、裏地を少しほどくと取り外せるようになっていることが多いですが、商品によって付け方も違いますし、自信がない場合は、お直し屋さんにお願いするのをおすすめします。

ここで、ちょっと専門的なお話。「ユキワタ」や「タレワタ」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、肩のラインを綺麗に見せるために、肩パッドの下に入っている詰め物のことです。
これは肩パットといっしょに無理に外す必要はありません。
むしろ、自然なシルエットを保つために、そのままにしておく方が良い場合もあります。
お直し屋さんにお願いする際は、あわせて相談してみましょう。

【ステップ4】色を変えてイメージチェンジ!生地の染め直しサービス
「制服の色がどうしても普段使いしにくい…」と感じる制服もあるかもしれません。
また3年間の着用で色があせている場合も。。。。
そんな時は、生地の染め直しサービスを利用するという手もあります。
特に、濃い紺色やグレーのブレザーを黒に染め直すと、ぐっとフォーマルな印象になり、様々なシーンで着やすくなります。
ただし、生地の素材や混率、ブレザーの状態によっては染め直しができない場合もあります。
学校制服のジャケットには商品によって混率(使用比率)は違いますが、基本的にはポリエステルが使われています。
ポリエステルは染まりにくいので染め直しが出来ないケースも。
また、色落ちや色移りの可能性、風合いが変わってしまう可能性も考慮する必要があります。必ず事前に、染め直し業者に相談し、納得した上でお願いするようにしましょう。

染め直しサービスとしては下のようなものがありますよ。

リメイクを依頼するならお直し屋さんへ!気になる費用は?

これらのリメイクを自分で難しい場合は、お近くのお直し屋さんにお願いしましょう。
プロの技術で、丁寧に、そして綺麗に仕上げてくれますよ。

気になるお値段ですが、
ボタンの付け替え
⇒数個程度であれば、1,000円~2,000円程度
ワッペン・刺繍外し
⇒1箇所あたり500円~1,000円程度
肩パッド外し
⇒3,000円~4,000円程度
生地の染め直し
⇒依頼する会社、ジャケットの素材や状態によって金額が大きく変わってきますので、事前に見積もりを取りましょう。

もちろん、お店によっても料金は違いますので、事前にいくつかのお店で見積もりを取りましょう。

リメイクする際の注意点

思い出の詰まった制服をリメイクする際には、いくつか注意しておきたい点があります。

1、デザインが特徴的すぎるものは諦める
校章が大きく刺繍されていたり、独特なラインが入っていたりするなど、どうしても学校が特定されてしまうようなデザインのものは、リメイクしても普段使いが難しい場合があります。
2、生地の状態を確認する
長年着用してきた制服は、生地が傷んでいる場合があります。リメイクをする前に、生地の状態を確認しましょう。
3、信頼できるお直し屋さんを選ぶ
口コミや評判などを参考に、信頼できるお直し屋さんを選びましょう。
事前にしっかりと相談し、納得してからお願いすることが大切です。
4、完璧を求めすぎない
リメイクは、あくまでも元の制服を活かすものです。
新品同様の仕上がりを期待するのではなく、多少の跡や風合いの変化も楽しむくらいの気持ちでいましょう。

まとめ

学校制服は、ただの服ではありません。
それは「青春時代の証」であり、かけがえのない思い出が詰まった宝物です。
リメイクすることで、その思い出を大切にしながら、新しい形で日常に取り入れることができます。
普段使いできる生まれ変わったジャケットは、きっとモチベーションをアップさせてくれるはずです。
ぜひ、眠っている制服のリメイクに挑戦してみてください!