スカートの丈、どの長さが正解!?「かわいい」丈は?校則や服装検査に注意!?

スカート丈が違う女子生徒4名

制服採寸の時、ブレザーやシャツのゆとりや着心地に加え、女性はスカートの長さも測ります。

私服であれば、本人の好みで「スカートの長さは短めがいい!、長い方がいい!」と自由に決められますが、学校制服はそうはいきません。とはいえ、どのくらいの長さにすればいいかわからないですよね?今回はスカートの長さについて説明してきますね。

長さの基準は学校が決めている!?

スカートの長さの基準は、ほとんどの学校で決まっています。私たち制服販売店はそのルールに沿って、お客様に制服のサイズをおすすめしています。

膝の位置を基準にする学校が多い

スカート丈の長さの基準ですが、学校によって違います。多くの学校が足の膝(のお皿)を中心に決めています。基準はいろいろですが「膝の中心にスカートの裾がくる長さ」「膝の下から3cm以上長く」「膝の上、6cmより短くない長さ」などです。

自分の学校のルールを守った長さでサイズを決めるようにしましょう。(お店の人がルールに沿ったサイズを案内してくれますよ!)

上のイラストのスカート丈は、校則違反なのでご注意を!!

スカートの丈の長さは3cmきざみが一般的!?

制服メーカーのスカートの長さは3cmきざみで準備されています。(たまにイレギュラーな学校制服もありますが。。。)なので自分のスカート丈が学校の基準の長さぴったりでない(1~2cmの誤差)場合もあります。そんな時は、お店としては成長も見越して1つ長めのスカートサイズをオススメします。

スカート丈の加工が出来ない仕様を採用している学校も!!

スカートの長さの基準が決まっていますので、制服販売店としては「極端に丈の長いスカート」や「短いスカート」は販売しません。たまに短めのスカートを要望されることもありますが、お断りしています。 そういったお客様で、購入後に近くのお直し屋さんでスカート丈を短くする方もいます。ただ学校によっては、スカートの長さを加工したかどうか1目で分かるスカートを採用している学校があります。

その仕様の例としては
・スカートの裾に学校オリジナルの刺繍が入っていて、スカートの裾を短くカットすると刺繍がなくなる
・スカートの裾をかがって(生地の糸がほつれないように特殊ミシンで縫って)いる糸を世の中に流通していない色の糸を使うことで、お直し屋さんで加工したときに糸の色が変わってしまう

服装検査にご注意を!

上記のようなスカートだと、加工していることは一目でわかります。また学校によっては定期的な服装検査もありますので、そこでひっかかると最悪、制服の買い直しを言われた生徒もいました。かわいそうですが、1度短くしたスカートを長くすることは物理的にできません。結論、学校の制服ルールに沿ったサイズの制服で、学校生活をすごしてくださいね。最近の制服デザインは、それが1番「かわいい」コーディネイトのバランスになっていますよ!

まとめ

今回はスカートの長さについての話でした。学校制服・体操服でわからないことがありましたらコメントいただければ、どしどし答えていきますね!