【小学校の折衿】どのメーカーの折衿がおすすめ!購入のポイントと注意点は!?

こんにちは!制服販売店の店員のNaNaです。
さて、小学校の制服選び。特に男の子の小学生制服で定番なのが「折衿(おりえり)」タイプです。
「学ラン(詰襟)とは何が違うの?」
「どこのメーカーがいいの?」
と悩まれる方も多いはず。
今回は制服のプロの視点から失敗しない「折衿」の選び方について、紹介していきます!

知っていますか?日本の小学校の制服事情

まず、小学校の制服って日本全国でどのくらい着用(採用)されていると思いますか?
最近の調査(カンコーホームルームなど)によると、全国の小学校で制服を採用している割合は約26.6%です。
つまり、4校に1校くらいの割合なんです。「意外と多い」、反対に「意外に少ない」と人によって感じ方はさまざまだと思います。
それは、制服の着用状況は地域差が大きいのが特徴だからです。
【中国・四国地方】 約78%と、圧倒的に制服採用率が高い!
【近畿・北陸・甲信越】40%前後で、比較的多い!
【関東・東北・北海道】ほとんどが私服登校!
このように、西日本を中心とした地域では、小学校から制服を着る文化がしっかりと根付いています。
制服があることで
「朝の服選びに迷わない」
「急な冠婚葬祭でも使える」
「家庭環境による服装の差が出ない」
といったメリットがあり、長く愛されているんですね。

小学校制服の王道「折衿(おりえり)」とは?

小学校の男子制服として最も一般的なのが「折衿」です。
中高生の「詰襟(学ラン)」の首元にワイシャツの襟のように折り返された襟が付いているデザインです。
なぜ小学校に「折衿」のデザインが浸透しているのか明確な理由は不明ですが、詰襟ほど厳格すぎず、小学生らしい「可愛らしさ」と「凛々しさ」を両立している柔らかな印象のデザイン性が理由の1つと考えられています。

大手3大メーカーの比較(カンコー・トンボ・富士ヨット)

「どこのメーカーが一番いいですか?」と聞かれることがよくありますが、カンコー(KANKO)、トンボ(TOMBOW)、富士ヨット(FUJI YACHT)という国内シェアトップ3のメーカーであれば、品質・デザイン・機能において大きな差はありません。
どこの折衿を選んでも、まず間違いはありません。これが制服販売のプロとしての答えです。

3大メーカー共通の凄さ

これら大手ブランドの折衿には、次のような機能が標準装備されていることがほとんどです。
■丸洗いOK
家庭の洗濯機で丸洗いできます。型崩れしにくい芯地が使われているので、洗ってもピシッとしています。
■撥水加工
多少の雨や、給食の食べこぼし・泥汚れを弾いてくれます。
■成長設計仕様
袖が伸ばせたり、成長に伴うサイズアップ仕様も備わっています。
■丈夫な生地
毎日6年間、酷使しても破れにくいタフな生地です。
微妙な色味の違い(黒色の深さなど)はありますが、学校でみんなと一緒に並んでしまえば、見分けがつかないほど、どのメーカーも高い完成度を誇っています。

ネットで見かける「ノーブランド」の安価な折衿ってどうなの?

最近は楽天やAmazonなどのネット通販で、大手メーカーの半額近い価格で売られている「ノーブランド(あまり知られていないメーカー)」の折衿を見かけるようになりました。
家計を預かる身としては、この安さは非常に魅力的ですよね。「すぐにサイズアウトするし、安いのでいいかな」というお気持ち、本当によく分かります。
ノーブランド品の最大のメリットは、何といっても「価格」です。
6千~9千円程度で買えることもあり、大手メーカー(1万6千円程度)と比較すると圧倒的にお財布に優しいです。
しかし、毎日多くのお子さんの長く着用した制服を見ている私からすると、「ネットで現物の商品を見ずに、なんとなく安いものを買う」ことには、少し注意が必要だとお伝えしたいです。
【注意ポイント】

  1. 生地の質感
    安いものは生地が薄く、テカリが出やすい傾向があります。また、表面がガサガサしていてホコリが付きやすかったり、静電気が起きやすかったりすることもあります。
  2. 縫製の甘さ
    「お子さんの激しい動き」や「洗濯機での丸洗い」で負荷がかかる部分の補強が弱く、1年も経たないうちに糸がほつれてくるケースがあります。
  3. 型崩れ
    一度洗濯しただけで襟元がヨレてしまったり、芯地が浮き上がってデコボコになってしまったり…。
  4. 黒の色味
    並んだ時に「一人だけ色が薄い」と目立ってしまうことがあります。
    大手メーカーの「深い黒」は、やはり特殊な染め技術の賜物なんです。

もちろんノーブランド商品のすべてが注意ポイントであげたような商品ではありませんので、購入する際のチェックポイントとして意識してもらえればと思います。

私が自分の子に買うなら「大手メーカー」

もし私が、自分の子供にネットで制服を新調するとしたら、「カンコー・トンボ・富士ヨット」のいずれかを選びます。
その理由は「トータルのコスパが良いから」です。
小学校の生活は、大人が想像する以上に過酷です。机に肘をつき、床に座り込み、時には友達とじゃれ合う。
そんな毎日を数年間支えるには、大手メーカーが長年研究してきた「丈夫さ」が不可欠です。
安価なものを買って1年でボロボロになり、買い換えることになったら…結局、最初から良いものを買っておいた方が安く済みます。
しかも、大手の商品は中古市場(メルカリなど)でも需要が高いので、サイズアウトした後に状態が良ければ次の誰かに繋ぐこともできるんですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
・大手3大メーカーなら、どれを選んでも安心。
・ネットの格安品は、生地や縫製にリスクあり。
・毎日着るものだから、耐久性と見た目の美しさを重視。
というのが、制服販売店の店員としてのアドバイスです。
お子さんの小学校生活を飾る大切な一着。ピシッとした制服に身を包んでいる姿を想像しながら、納得のいく一着を選んであげてくださいね。