制服販売店の店員として、日々多くのお母様方とお話しする中でよく耳にするのが「制服は楽でいいけれど、息子の私服をどう選べばいいのか本当に悩む!」という声です。
中学・高校生の男の子は、意外に洋服について、こだわりがなかったり……。わたしの息子もそんな感じです(笑)
今回は、そんなお悩みを持つお母さんへ向けて「おすすめの私服コーディネイト(最小限のアイテムで1年中おしゃれに見える、究極の着回し術)」を紹介します!

息子さんの「私服迷子」を卒業!着回しガイド
実は、男の子のコーディネートは「ベース」を固定するだけで簡単に仕上がるんです。
今回は「ジーンズ1本」と「白のスニーカー1足」だけを使い回し、トップスを変えて完成する「四季ごとのスタイル」を提案します。
揃えるコーデのアイテムの種類は少ないほうが家計にも優しいですしね。
【春】ボーダーで爽やかに。好感度抜群のカジュアルスタイル
春は新学期。友人同士で出かける機会も増える季節です。

- コーディネートのポイント
春の主役は、ボートネックのボーダーカットソーです。
ボーダーは視覚的に明るい印象を与え、若々しく清潔感のあるイメージを作ってくれます。
太めのピッチ(柄の幅)のものを選ぶと、男の子らしい力強さも演出できます。
首回りは深めのVネックより、浅い襟ぐりがおすすめです! - 着こなしのコツ:袖の「ロールアップ」
イラストのように、少し袖をまくって手首を見せるのがポイントです。
これだけで「ただ着ているだけ」から「こなれたおしゃれ」にランクアップします。
ボトムスのジーンズは、少し濃いめのブルーを選ぶと、春らしい白ベースのトップスが引き立ちます。
【夏】オレンジの差し色で元気に!半袖シャツのレイヤード
夏はTシャツ1枚になりがちですが、中高生なら「羽織り」を1枚プラスするのがおすすめです。

- コーディネートのポイント
鮮やかなオレンジのロゴTシャツに、白い半袖シャツを羽織ったスタイルです。
Tシャツ1枚だと幼く見えてしまうことがありますが、襟付きのシャツを重ねることで「きちんと感」が出ます。
白シャツは光を反射して涼しげに見えるため、夏にぴったりのアイテムです。 - 着こなしのコツ:ジーンズの「裾ロールアップ」
夏場はジーンズの裾を少しだけ折り返して、足首をチラリと見せてみましょう。
これだけで足元に抜け感が出て、重たい印象を払拭できます。白のスニーカーとの相性も抜群です。
【秋】白シャツ×ネイビーパーカーで知的な優等生スタイル
少し肌寒くなる秋は、重ね着(レイヤード)が本領を発揮する季節です。

- コーディネートのポイント
清潔感のある白のボタンダウンシャツに、落ち着いたネイビーのジップアップパーカーを合わせます。
「シャツ+パーカー」は、制服に近い感覚で着こなせるため、ファッションに自信がない息子さんでも抵抗なく取り入れられる王道の組み合わせです。 - 着こなしのコツ:コントラストを意識
インナーを白、アウターをダークカラーにすることで、顔周りが明るく見えます。
ジーンズは春・夏と同じものですが、秋は裾を折らずにフルレングスで履くことで、季節感を出すことができます。
【冬】Pコートとマフラーで作る、冬の大人っぽカジュアル
冬はついつい着膨れしてしまいがちですが、シルエットを意識すればスマートに決まります。

- コーディネートのポイント
冬らしいアウターといえばPコート。 色はチャコールグレーのダークトーンがおすすめです。
コート丈は短めがスタイルがよく見えますよ。Vゾーンは狭めのものを!
そこに濃色系のボリュームのあるマフラーを合わせることで、防寒とおしゃれを両立させます。 - 着こなしのコツ:マフラーの存在感
首元にマフラーでボリュームを出すと、視線が上に上がり、スタイルが良く見えます。
素材は薄手のハイゲージ、長さはそれ程長くなくてOKです!
インナーはシンプルな白のカットソーやニットにすることで、コートを脱いだ時も清潔感をキープ。
足元の白スニーカーが、重くなりがちな冬の装いに軽さを与えてくれます。
失敗しないための「共通アイテム」選び
今回、すべての季節で共通して使用したのは「ジーンズ」と「白スニーカー」です。これらを選ぶ際のポイントを紹介します。
■ジーンズの選び方
シルエット: 太すぎず細すぎない「スリムストレート」か「テーパード」を選んでください。だらしなさが消え、スタイルが良く見えます。
色: 適度な色落ち(ウォッシュ加工)がある少し濃い目のブルーが、どんな色のアウターにも馴染みます。
■白スニーカーの選び方
素材: キャンバス地も良いですが、汚れを拭き取りやすい「合皮素材」は、部活や遊びで忙しい息子さんには特におすすめです。
デザイン: イラストのような、装飾の少ないシンプルなローカットタイプが、どんなパンツの丈にも合います。
※どうしても洋服選びが難しいと感じる場合は「洋服のサブスク」を利用する方法もありますよ。

まとめ

中高生の男の子にとって、おしゃれは「目立つこと」よりも「周りから浮かず、清潔感があること」が優先されることが多いです。特に洋服にこだわりのない男の子は特にですね。
今回紹介したように「ボトムスと靴は変えない(統一)」というルールを作るだけで、朝の準備も、お母様が買い出しに行く時の判断もずっと楽になります。
「これさえ着ていれば大丈夫!」という安心感は、息子さんの休日の外出をより楽しいものにしてくれるはずですよ。

