制服販売店で店員をしていますNaNaです。
突然ですが、制服のブレザーやシャツのサイズにある『A』とか『B』って、何が違うか知っていますか?
「160Aはわかるけど、160Bって?」
「MとBMってどこがどう違うの?」
今回は意外と知られていない「A体」と「B体」のサイズの違いについて紹介していきたいと思います!
そもそも「A体」「B体」って何のこと?
学校制服のサイズ表記は、普段私たちがユニクロやGUなどで買う洋服とは少しルールが違います。
一般的に、
A体(標準体型): 多くのメーカーが基準としている標準的なシルエット
B体(ゆったり体型): 骨格がしっかりしている子や、ふっくらした体型の子に向けた、横幅にゆとりを持たせたシルエット
このように区別されています。
「B」は「Big」の頭文字と覚えると分かりやすいかもしれませんね。
スポーツを本格的にやっていて、筋肉で肩幅や胸囲ががっしりしているお子さんにも、この「B体」がとても重宝されています。
ただ「ゆったりしているのは分かったけど、具体的にどこがどれくらい違うの?」というのが一番気になるところですよね。
メーカーによって数センチの誤差はありますが、一般的な傾向を紹介しますね。

「丈」は変わらないのがポイント!
ここが一番のポイントかもしれません。
例えば「160A」と「160B」では、以下の部分のサイズは変わりません。
上着丈(着丈): ほぼ同じ
袖丈(腕の長さ): ほぼ同じ
つまり、背の高さに合わせて選ぶ「縦の長さ」は共通なんです。「B体にしたからといって、袖が長くなりすぎる」という心配はいりません。
一方で、横回りにゆとりがプラスされます。
| A体とB体の違い(目安) | |
| 肩幅 | B体の方が 2〜3cm 広い |
| バスト(胸囲) | B体の方が 13〜15cm 大きい |
「A体だとボタンを留めるとパツパツに見えるけど、ワンサイズ上のA体にすると今度は袖が長すぎて指先まで隠れてしまう…」
そんな時に救世主となるのが、このB体(160Bなど)なんです。
最近は「160」といった身長表記だけでなく、「S・M・L」でサイズ展開する制服もたくさんあります。
この場合も考え方は同じです。
Mサイズ: 標準的なM
BMサイズ: 丈や袖の長さは「M」のまま、幅だけを広くしたもの

ぜひ「試着」をしてみましょう!
ここで1つお願いがあります。
サイズ表を見ると「うちの子はバストがこれくらいだからB体かな?」と予想がつきますよね。
でも、長年制服を採寸&販売してきた私からおすすめするのは「数字だけで判断せず、必ず一度制服に袖を通してみてほしい!」ということです。
理由①:制服は「生地の厚み」がある
普段着と違い、制服のブレザーは生地がしっかりしています。
さらに、冬場はブレザーの中にセーターやカーディガンを着込むこともあります。
「ぴったり」だと思って買ったA体が、冬になったらボタンが閉まらない…なんて悲劇を防ぐためにも、試着は不可欠です。
理由②:お子さんの「動き」を確認するため
制服は3年間、毎日着るものです。
椅子に座って文字を書く、吊り革を掴む、お弁当を食べる、重いリュックを背負う。
試着の際は、ただ鏡の前に立つだけでなく「腕をぐるぐる回す」「前で腕をクロスさせる」といった動作をしてみてください。
「A体だと背中が張って苦しいけど、B体にしたら一気に楽になった!」というケースもあります。
理由③:見た目のバランス
B体は横幅がある分、お子さんの体型によっては「着られている感」が出てしまうこともあります。
細身の子が無理してB体を着ると、肩が落ちすぎて、だらしなく見えてしまいます。
前から、横から見たシルエットをチェックしてみてください。

一般的には、成長を見越して少し余裕を持たせるのが定石ですが、あまりに大きすぎると、3年間のうち最初の1〜2年が「ブカブカで動きにくい」というストレスになってしまいます。
今の体型に「程よいゆとり」があるA体なのか、それとも動きやすさを優先したB体なのか。
それを判断する一番の近道は、お店の大きな鏡の前で実際に着比べてみることです。
まとめ

「A体」と「B体」。その違いを知っているだけで、お子様にぴったりの一着を見つけやすくなります。
「うちの子、ちょっとガッチリしてるから制服入るかな…?」と心配されているお母さま、大丈夫です!
B体という心強い味方がいます。
逆に「背は高いけど細くて…」というお子様には、A体のスッキリしたラインがとてもよく似合います。
一生に一度の中学校・高校生活。
お気に入りの、そして体にぴったりの制服を着て、笑顔での学校生活を願っています!

