進学する学校を決めるのに大切なのが「学校見学会(オープンスクール)」や「学校説明会」ですよね。でも初めてだと「どんな服装」で参加して「何を事前に準備」すればいいのかわかりません!
そこで「私の経験」や「ママ友の話」、「制服の採寸に来られた保護者の方の話」をもとに、学校見学(説明)会の際の服装や持ち物、チェックポイントを紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
学校「見学会」と「説明会」の違いについて
ところで、学校の「見学会(オープンスクール)」と「説明会」の違いって知ってますか?
【学校見学会(オープンスクール)とは?】
学校の授業や部活などの学校生活や学校施設を見学できる機会です。
学校見学前に学校の教育方針や校風などの説明があり、その後に案内役がついて授業や施設見学をします。案内役は学校の先生のほか、その学校の生徒が案内役になることもあって直接生徒に質問ができることもありますよ。
【学校説明会とは?】
学校の教育方針やカリキュラムなどの入試に直接つながる説明を聞く機会です。
募集要項が決まった夏以降の開催が多く「募集人数」や「試験方法」、「推薦基準」などの話もあります。学校によっては「試験のポイント」を教えてくれる学校も!
説明会の後に、希望者すれば学校内の見学ができたりもしますよ。
参加する時の服装や身だしなみについて
では、いざ学校見学(説明)会に参加する時にどんな服装がいいのか!?
父親、母親、生徒それぞれの服装とポイントについて説明していきますね。
【父親の服装】
・きちっとキメルなら濃紺やグレーのスーツですが、学校によっては改まりすぎて浮いてしまう場合もあります
・ポロシャツやボタンダウンシャツにチノパン、その上にジャケットのような「オフィスカジュアル」がオススメです
・襟のない「Tシャツ」はジャケットを着てもカジュアルすぎる印象になるので避けましょう
・清潔感と上品さが大切なので、髪色や髪型も目立ちすぎないようにして、無精ひげもきれいに剃りましょう
・時計(シンプルで落ち着いたデザイン)と結婚指輪以外のアクセサリーも控えましょう
【母親の服装】
・落ち着いた色(白や紺、ベージュ、淡いパステルカラー)のシンプルな「スーツスタイル」か「ワンピース」、「ブラウスとスカート(orパンツスタイル)」がオススメです
・あまりラフになりすぎないように「上品なカジュアルスタイル」のイメージです
・露出の多い服や体のラインが強調される服は避けましょう
・髪やネイルは控えめな色にしましょう。化粧やアクセサリーも清潔感を意識しましょう
・ブランドが丸わかりなアクセサリーやバッグも避けましょう
【生徒の服装】
・通っている学校の制服で参加するのが一般的です
・靴下や靴も中学校指定のものがあればそれを着用し、指定品がなければ靴下はシンプルな白無地、靴は白のスニーカーや黒のローファーがオススメです
・冬の防寒着が必要な場合は、学校の指定品か、市販の派手でないものを選びましょう
・「髪がボサボサでないか」「爪は短いか」「制服や靴下に汚れがないか」など清潔感に気を配りましょう
公立と私立で服装の違いは?
一般的に公立より私立のほうがフォーマル度(カッチリ感)が高い傾向があります。私立の学校見学会で「個別相談」に参加する場合は、ふさわしい「キチンとした」服装が求められます。
またレベルの高い学校やミッション系(キリスト教系)の学校は更にフォーマル度が高まります。学校によってその辺りの雰囲気は変わってきますので、詳しそうな方や学校の先生に尋ねてみましょう。
少し手間ですが、当日後悔するよりいいですよね。
学校見学会(説明会)の持ち物は?
学校に行って、「持ってくればよかった!」とならないように、「これは持っていきましょう」という持ち物を紹介しますね。
【カバン】
・学校見学では資料が配付されますので、パンフレットがゆったり入る大きさ(クリアファイルが入る大きさ)のカバンを持っていきましょう
・生徒は学校の指定カバンがあればそれでOKです
【スリッパ】
・だいたいスリッパが必要になります(たまに土足の学校もありますが)
・子どもは学校の上履きで大丈夫です
【メモ帳】
・見学中にメモする用のノート(メモ帳)
・学校見学で「確認したいこと」は事前に考えてメモしていくことがオススメ
【筆記用具】
・「メモを取る」や「見学後のアンケート記入」に筆記用具(黒ボールペン1本)が必要
・生徒は学校で使っている筆箱を持参すれば大丈夫です
【ハンカチ、ティッシュ】
・エチケットとしてハンカチとポケットティッシュは必ず持参
【飲み物】
・水筒かペットボトルを持参しましょう。夏場の水分補給、冬でも喉の乾燥対策に必要です
・校内に自動販売機があってもなるべく買わないほうがいいですよ
【通知表、模試の結果のコピー】
・学校見学の際に「個別相談会」がある場合は通知表や模擬試験の結果のコピーが必要となることがあります
・「個別相談会」の有無はしっかり確認しておきましょう!
学校見学でチェックしたいポイントは?
最後に、学校見学の際にチェックしておきたいポイントを紹介しますね。
【学校の施設や設備】
・「トイレや靴箱、廊下はきれいな状態が保たれているか」「ロッカーは整理整頓されているか」「図書館や体育館、部活動の活動場所の設備は充実しているか」など
・校舎が新しくキレイであれば魅力的ですが古くても「清掃や手入れが行き届いているかどうか」を見ることも重要です
【先生の様子】
・学校ごとに先生の雰囲気(厳格な感じ、親しみやすい感じ、くだけた感じなど)は様々です
・入学したら毎日接する先生と自分の子どもの相性を確認しておきましょう
・説明会で最初に挨拶をすることが多い校長先生の話しぶりや話す内容からも学校の雰囲気がわかります
【在校生の様子】
・来校者に対する挨拶や服装、授業の中での発言などの在校生の様子で入学後の学校生活をイメージできます
・直接話す機会があれば気になる点を質問するとリアルな声として参考になります
【授業中の教室の様子】
・授業内容とあわせて、先生の熱意や生徒への接し方、授業に取り組む生徒の態度もみてみましょう
・入学後、自分がどのように授業を受けることになるのか、子供は具体的なイメージをもつことができます
【通学路の周辺環境】
・利用する交通機関や所要時間だけでなく、通学時間帯に交通機関がどのくらい混むのか、通学路の周りの環境は危なくないかも確認
まとめ
今回は学校見学(説明)会の時の服装や持ち物について紹介しました。
見学会の時も、学校制服があると冠婚葬祭の時のように悩まずに便利ですよね。やっぱりが学生服っていいですね!
学校についての情報はたくさん知っているにこしたことはありません。少しでも気になる学校があればできるだけ見学(説明)会に参加して情報を集めましょう!すでにその学校に通っている生徒の保護者の知り合いがいれば、いろいろと質問するのもいいと思います。
学校見学(説明)会に参加して、毎日楽しい学校生活が送れるいい学校が見つけてくださいね!!